2014年を振り返る

ShouldBee
reoring
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2014年12月31日 投稿

こんにちは、ShouldBeeのreoringです。2014年もあと少しなので、少し振り返ってみようと思い記事にしました。

思い返すと2014年はShouldBeeどっぷりの1年でした。

そもそも、なぜ僕がShouldBeeを作っているのかと言うと、2012年頃にエンタープライズ向けのソフトウェアの受託開発を行なっている中でソフトウェアのテストが大変すぎて、どうにか解決できないかと解決策を模索している時にこの問題を解決するウェブサービスが存在しないことに気がついたからです。

2012年6月に開催されたXoops勉強会に参加し僕は初心者コーナーにいました。たまたま隣の席に座った野澤さん出会いました。野澤さんとお話しをしていくと、とても共感できる部分が多く技術力もありすばらしい方だと感激し、一緒にソフトウェアのテストを解決するウェブサービスを作っていかないかとなんとか口説きおとしました笑

僕達が困っているんだから、世の中のソフトウェア開発者も同様に困っているはずだ! と考え、プロトタイプをささっと構築して小さく発表したところ実際に使いたいというお客さんが表われたのです。実際に使ってもらい、ありがたいことに売上もありました。この時は受託開発も並行しておこなっており、まだShouldBeeに集中できていなかったと記憶しています。

ShouldBee事業に集中するため、2013年8月に勤めていた会社を退職し、野澤さんに共同創業者になってもらい、株式会社クラフトマンソフトウェアを2013年10月15日に設立しました。

2014年1月からOpenNetworkLabのシードアクセラレーションプログラムに参加させて頂き、4月のDemoデイではベストチームアワードを受賞することができました。僕はピッチに慣れておらず、1ヶ月間くらいはスライドの作成と練習をずっとやっていました。野澤さんが積極的に助けてくれて本当に助かりました。ありがとう!!

その後、僕達はこれまでPHPで全て開発していたShouldBeeのコードを一新するかどうか非常に悩んでいました、なぜかということこれまでの開発の基盤にしていたオープンソースのライブラリが技術的な負債となり、開発が思うようにいかずモチベーションが下り停滞してしまっていたからです。

プログラム期間中のメンタリングで、プロダクトの書き直しをしたほうがよいか?という質問をしたところ、プロダクトを公開した後で修正するコストはとても高いので、書き直すなら早いほうがよいと言われ、PHPで書かれたコードを1から全てScalaに書き換えることを決意しました。その時は3ヶ月ぐらいで全て完了するだろうと考えていたのですが、結局5ヶ月もかかってしまい自分達の見積が甘かったことに気がつきます。タスク管理のためにTrelloなどを試していましたが、Googleスプレッドシートにタスクを優先順位順に並べ、それを上からガンガンこなしていく方法に切り替えたら、これがとても有効で進捗が思うように進むようになりました。おすすめです。

ShouldBeeのパブリックベータを10月半ばに公開することができ、おかげさまでアクティブに使ってくれている開発者さんも増えてきました。今はiOSとAndroidのモバイルのブラウザと、ネイティブアプリに対応するべく開発を進めています。

11月には小林さん(こばぴ)が新しい仲間に加わって、デザインやブログなどで活躍してもらっています! 新しいロゴの蜂さんとてもかわいい仕上がりになりました! ありがとう!!

今年はチャレンジと失敗の繰り替えしが多くなってしまったのですが、着実に進めていると実感しています。来年はShouldBeeでソフトウェア開発に関わる人達、ソフトウェアを使う人達をもっと幸せにしていきます!!